英語学習に欠かせない「多読」のすすめ:漫画と小説で楽しく学ぼう!

英語を習得するためには、まず単語、文法、発音といった基礎スキルをしっかり身につけることが大切です。これらをマスターすることで、英語をキャッチするための「器」を作ることができます。しかし、その次に大切なのは、この器にどんどん英語を入れていくことです。

英語を吸収するために効果的な学習法はいくつかありますが、特におすすめなのが**「英語多読」**です。漫画や小説を使えば、楽しみながら自然と英語力を伸ばすことができます!


目次

英語多読のメリットとは?

多読は、リスニングやスピーキングと違い、能動的に英語と向き合う学習法です。そのため、英語がより自分の血肉になりやすいのがポイントです。また、英語を読んでいると同時に音声を聞けば、リスニング力も一緒に鍛えられるので一石二鳥です。


① 漫画で英語多読を始める

英語多読に最適な素材のひとつが「漫画」です。ストーリーに集中できるので、気づいたら英語を読んでいることすら忘れ、物語に没頭していることも。自然と英語が身についていきます。

おすすめアプリ:LANGAKU

  • 特徴:集英社の人気漫画(ジャンプ作品など)が英語で読める
  • 便利機能:ワンタッチで日本語変換が可能、音声も聞ける
  • 楽しみ方:好きな作品を英語で読めば、ストーリーに引き込まれ、飽きずに続けられる

たとえば、ドラゴンボールやナルト、ワンピースなどの作品を英語で読めば、キャラクターたちの冒険を楽しみながら英語を学べます。


② 小説で英語多読を極める

もっと深く英語を吸収したい場合は、英語で書かれた小説に挑戦してみましょう。日本人作家の作品で英語版を選ぶと、物語の流れがわかりやすく初心者でも取り組みやすいです。

おすすめ作品:村上春樹や東野圭吾

  • 例1: 村上春樹の『ノルウェイの森』は、日本語原作だから読みやすく、英語版も人気
  • 例2: 東野圭吾の推理小説は、英語でも展開がスリリングで楽しめる

さらに、英語小説とオーディオブックの併用がおすすめです。たとえば、村上春樹の小説の英語オーディオブックは、YouTubeなどで簡単に見つけられます。これを活用すれば、読んでいる内容を音声で確認でき、リスニング力も同時に向上します。


英語多読を続けるコツ

  1. 好きな作品を選ぶ
    無理に難しい作品を選ぶ必要はありません。自分が「面白い!」と思える漫画や小説を選びましょう。楽しみながら学ぶことで、英語学習が習慣化します。
  2. 読む+音声を聞く
    読むだけでなく、音声を併用することで、目と耳の両方から英語を吸収できます。これにより、リスニング力や発音も自然にレベルアップします。

おすすめの英語小説(日本人作家)

以下は英語学習者におすすめの、日本人作家による英語版小説15冊です。これらは、日本語の原作を知っている方や、文化的な背景を理解しやすい方に特に適しています。また、英語レベルに応じて挑戦できる作品ばかりです。


1. 村上春樹 (Haruki Murakami)

村上春樹の作品は、シンプルでリズム感のある英語が特徴です。翻訳も優れており、世界中で人気があります。

  1. Norwegian Wood (ノルウェイの森)
  2. Kafka on the Shore (海辺のカフカ)
  3. 1Q84
  4. The Wind-Up Bird Chronicle (ねじまき鳥クロニクル)
  5. After Dark (アフターダーク)

2. 東野圭吾 (Keigo Higashino)

東野圭吾のミステリー小説は、スリリングでテンポが良いため、英語でも引き込まれます。
6. The Devotion of Suspect X (容疑者Xの献身)
7. Malice (悪意)
8. The Miracles of the Namiya General Store (ナミヤ雑貨店の奇蹟)


3. 吉本ばなな (Banana Yoshimoto)

吉本ばななの作品は、日常的なテーマを描きつつ、美しい表現が特徴。英語でも読みやすいです。
9. Kitchen (キッチン)
10. Goodbye Tsugumi (つぐみ)


4. 三島由紀夫 (Yukio Mishima)

三島由紀夫の作品は文学的でやや難易度が高めですが、英語学習の上級者には最適です。
11. The Sailor Who Fell from Grace with the Sea (午後の曳航)
12. The Temple of the Golden Pavilion (金閣寺)


5. 夏目漱石 (Natsume Soseki)

古典的な日本文学を楽しみたいなら、夏目漱石の作品がおすすめです。英訳も丁寧にされています。
13. Kokoro (こころ)
14. Botchan (坊っちゃん)


6. 小川洋子 (Yoko Ogawa)

小川洋子の作品は、繊細で美しい文章が特徴。英語版もその魅力を保っています。
15. The Housekeeper and the Professor (博士の愛した数式)


これらの作品は、英語を学びながら日本文学の魅力を堪能できる素晴らしい教材です。ぜひ興味のあるものから挑戦してみてください!

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